黒「ふーさぶさぶ… やっぱ正月はコタツでのんびりテレビ見るに限るな。白のヤツはなんか雪の中走り回ってるが…犬かよ…」 黒(そういや灰のヤツいないな…どこ行ったんだ?) ザ ザー… 黒「ん? テレビが…雪でアンテナイカれたか?」 灰『明けましておめでとう、黒』 黒「は?? なんでお前がテレビに」 灰『私からのお年玉をあげよう。ふふっ』 ビュビュッ!ギチッ! 黒「!?」 コタツから出てきた糸に拘束される黒 黒「なんっ…これ…蜘蛛糸!?」 灰『どうだい?私の新作「コタツ蜘蛛」は』 黒「んのッ…この…くそ…」 ギチ…ギチ… ビシュルルル! 黒「また…おいやめ…むぐ!むぐぐ!」 ギシギシ… 灰『今年もいい年になりますように♪』 黒「っ…はあ!はぁ!はぁ… ゆ、夢か… クソ…なんつー初夢だ…!」 白「あ、黒。おはよー」 灰「やぁ黒、やっぱり朝は寒いね」 黒「………」 白「黒?」 黒(あれは夢だ…きっとそうだ…) 灰が入ってるコタツをめくって中を確認する黒 (白はお茶をいれてる) 黒(ホッ…) 灰「キミは朝から何してるんだ…?」 白「黒って灰の足に興味あったの?」 黒「!??!?!!??」 黒「ば、バッカ!んなわけねぇだろ!?」 灰(んー、私は別にどうでもいいんだが…でも、乗った方が面白そうだな…) 灰「ほほう? 白は私の足に興味があったのか?(にやにや)」 黒「んなわけね…!」 灰「いや、みなまで言うな!キミも男だ。そういう興味はあるだろう」 黒「だから違うって…」 灰「だが私とそうと知ってまじまじ見させる訳にはいかない」 黒「だから見たいなんて言ってね…」 灰「そこでだね!キミにはチャンスをあげようじゃないか。」 黒「は?」 灰「さぁおいで」 ギチ…キチ…キシ… 灰「コタツ蜘蛛くんだ。この子に勝てたら考えてやらんでもない」 黒(結局正夢かよ!!!) 黒「おい!お前ら!これ取ってくれよ!おい!」 (粘着性の糸で『中途半端に』グルグル拘束され吊られてる) 白「ー♪」 灰「〜♪」 (くっつかない方の糸で二人あやとりしてる) 黒「おいって!!」 黒(くそっ… どうにかして脱出… ってアレ?くそ、どうなってんだ!…?) 中途半端な拘束で吊られた黒。中途半端にもがいたせいか、よりいっそうネバネバが絡まって身動きできなくなってる。 流石に助けようとした白が巻き添えをくい、二人して宙ぶらりんのままネバヌタしてる。 それを見た灰色さんは楽しそうにしてる ================================================================================================================= こちらは2019年1月24日に新年の挨拶代わりに(というのは違うか) 思いついて勢いでかいて投げたやつです 割と長め これを元に最初のシーンの絵を描いてくれた1oooさんには感謝しかない 二次創作者冥利に尽きます
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