For Your Love Artist cranky
言霊の戯れ
コメント
どうもみなさんこんにちは 10番の中の人です
今回名無し祭09に参加しまして その作品です
結果は5key部門47人中30位という まずまずの結果になりました
名無しということで万人受けするような譜面を作ろうと思ったんですが
開始早々スイッチが入ってしまい いかにも自分っぽさを押し出した譜面で勝負してみようと
意志が弱くていけませんね

このサイトはWeb拍手も殿堂入り制度も設けていないせいか 掲示板報告が非常にすくないです
絶対報告しろとか言うわけじゃないですけど 自分達製作者はそれぞれの想いを持って譜面を作っています
遊んでくださる皆さんにそれが届くかどうかわからないですが 常に意見を求めています
自分の想いを分かってくださる人もいれば ここはこうじゃないかと糾弾してくる人もいる
褒められてばかりじゃ伸びるものも伸びません だからガツンと意見をしてもらえる名無しに出てみました
おかげで色々意見をいただけました 各レビューからも感じ方の違いを頂きました
これからは そういう意見も酌んだ作品を作っていけたらいいなと思っています

以下譜面について

自分は譜面を作る時に基本的に守っていることが2つあります
1つは 「メロディを取っ払った際に聴こえる伴奏や対旋律の流れの素晴らしさを全面的に押し出す」
2つは 「音の無いところに矢印を置いて難易度を上げるくらいなら 徹底的に拾って難易度を上げる」
この2つが 自分がダンおにを作り公開している根本にあることです

一つ目ですが 合唱や吹奏楽をやってきた経験上 低音パートにいることが多かったです
だから 華のあるメロディを支える伴奏・対旋律パートが大好きです
もし この伴奏や対旋律がなければどうなりますか?
聴きなれたメロディ 流れるような旋律 一番盛り上がる部分です
しかし ただメロディだけが流れる こんな寂しいことはありません
伴奏や対旋律など 下で支えるものがあるからメロディは映えるんです
逆にメロディを外してみましょう たった一パート外すだけです
そうすると 今までメロディが覆っていた全ての音が出てきます
色々なパート 色々な流れ 色々な勢い 普段から集中して聞いていないと聞き逃していた音です
メロディが無いと少し物足りない感じもしますが 普段とは違った楽しみが増えます
定番の流れを譜面に反映するのもいいですが こういった違う方向から表現するのも楽しいんです

二つ目ですが これは自分の中で一番強い思いです
よく4分や8分のリズム譜面を目にします これは初心者用や分かりやすい譜面としていいと思います
しかし あまりにもやりすぎると なぜこの曲を選んだのかを疑問に思ってきます
中には全く音が流れていない箇所に 大量の矢印を流している譜面まであります
作曲者の方に許可を頂いて 曲に合わせて踊る そのために作っているのに
曲にない流れを勝手に作ってしまう これは作曲者の方や 曲そのものに対する冒涜と考えています
作曲者の方が一生懸命考えて作られた流れを勝手に改竄し配置した これは物凄く失礼なことではないですか?
難易度を上げたかったという人もいます なら同時押しやおにぎりや氷矢を活用してみるという方法があります
なのになぜ音の無い部分に さも当然の様に配置するんですか?
音の無い部分も音楽です 休みであって休憩ではありません ピアノを習っているときよく言われた言葉です
曲の中に存在する音の無い部分は 決して意味の無いものではありません
作曲者の方が意図したか否か関わらず 意味のある空間です そこを勝手に荒らすなんてもってのほかです

ただ配置するなら誰でもできます しかし 作っている自分も プレイしてくださる相手も 楽しめるように
何度でも遊んでいただくために そう思って 配置を一生懸命考えています
中には自分本位な配置もしますし わざと難易度を操作する事もあります
それでも難易度を上げるためにそんな配置をするくらいなら 自分は徹底的に音を拾います
だれもが拾わないような音 よく聞かないと聞き逃してしまう音
無いものを作り出すようなことをするくらいなら あるものを 忘れられているような音を拾います
それによって 一つ目の項目をも意識し 新たな流れを作り出そうと思っています
自分の作る譜面がやけに難しい配置があるのはそのせいです すいません

この二つ目の項目を意識しすぎたせいで やりこまないと面白さがでてこない譜面になり
名無し祭ではかなりの酷評を頂きました それでも 自分の意見や配置に共感を持って下さる人もいます
これからもこの2つを意識し また 意見を下さった方の想いも汲み取った作品を作っていきたいと思います
そして この2つを皆さんが知り 考えていってくださればいいなと思っております

長々と申し訳ありませんでした
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